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ゲンキの時間、過去放送の簡単まとめ

2015年度分

尿路結石と胆石の予防は生活習慣の見直しから!

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2015年7月19日放送のゲンキの時間、今回は尿路結石。
この夏が最も危険な時期ともいえます。
想像を絶する痛みお腹を襲うと言われてますよね。

 

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尿路結石になりやすい人の共通点とは?

尿路結石になる人には共通点があるようで・・・
70人もの方にアンケートを取って調査。

 

 

 

なりやすい人となりにくい人の違いというのは
・コーヒー、紅茶を毎日のように飲む人
コーヒー、紅茶と尿路結石にどんな関係があるのかというと
コーヒー、紅茶にはシュウ酸という物質が多く含まれているから。

 

 

 

シュウ酸とは、腎臓内でカルシウムと結合し結晶を作る物質です。
約8割の尿路結石はシュウ酸カルシウムの結晶から作られている。
シュウ酸が多い食品がこちら。

尿路結石の痛みはどのように出ているのか?
普通結石が尿管に詰まって、石の端が尿管に当たって痛みが出ると
思いがちでしょうけど違うんです。

 

 

 

痛みの仕組みというのは、結石が尿管でつまり、尿をせき止め
腎臓が膨張し、周りの神経を刺激するためなんです。
これが尿路結石の痛みの仕組み。

 

 

 

尿路結石になりやすい人の共通点 その2

アンケートではある共通点を持っている人が45%もいました。
それは、花粉症です。

 

 

 

どうして花粉症が関係あるのかというと
我々の体が健康な状態でも、鼻水は1日1リットルは作られています。
花粉症になると、その数倍の鼻水が作られるため
体内が水分不足になった可能性が。

 

 

 

体内で水分不足が起こると尿が濃くなり結晶ができやすいようです。
夏に尿路結石が増えるのも、汗をかくことで
体内が水分不足になるためです。

 

 

 

尿路結石を防ぐためには1日2リットル以上の水分を摂取する必要があります。
ですがアンケートでは、45%の方が1日に1リットル以下の
水分しか摂っていなかったようです。
これは意外だったのですが、授乳も水分不足の原因になるようです。

 

 

 

また、他の要因として考えられるのが食生活。
ここで問題、次の3つの食事で最も結石ができやすいメニューがあります
一体どれでしょうか?
・カツオの刺身と焼き鳥
・トンカツ定食
・ざるそば

それを調べるために6名の方に協力をしてもらい、食前と
食後で血液中のある数値を比較しました。

 

 

 

2人1組になり、それぞれ上記の食事をしてもらいました。
そして食後に再び血液検査をします。
そこで何のメニューが一番結石をつくりやすいのかというと
「カツオの刺身と焼き鳥」でした。

 

 

 

どうしてかというと、食べる事で尿酸値が高くなるから。
おそばは尿酸値が下がりましたが、とんかつは微増
カツオの刺身と焼き鳥は、食前よりも食後の尿酸値が2倍以上に!

 

 

 

どうしてこんなに上がったのかというと
プリン体を多く含んでいたから
このプリン体が血液中の尿酸値を高くするんですね。

 

 

 

一時的なもので、これだけの数値が出ましたが
もしこれを継続して食事で摂り続けていると、尿路結石に
将来なる可能性が高くなるという事ですね。

 

 

 

尿路結石になりやすい人の共通点 その3

続いては運動です。
アンケートでは全く運動をしていないという人が61%もいました。
だけど長時間運動をしている人も、若干数値が高いんです。

 

 

 

これはどういうことかというと、激しい運動で作られる乳酸は
尿酸の排出を妨げてしまうから。
そのため尿酸が体内に残り、尿酸値が上がってしまうと。

 

 

 

運動不足の方は急激な運動は避け、ジョギングなど少しずつ
強度を増やしていくのがいいとのこと。
体もついていきませんからね。

 

 

 

ごく小さな尿路結石だと、水分を大量に摂取して
自然排出が期待できますが、ある程度大きくなってしまうと
体外衝撃波結石破砕術という、衝撃波を使った手術をします。

 

 

 

石だけを狙い撃ちして砕いていくんですけれども、やはり
皮膚や内臓にも衝撃加わらないか不安ですよね。
そこで豚肉の中に石を包み、その豚肉は傷がついていないかを実験。
1分間あて続けましたが、見事に石だけを砕いていました。
その後は砕かれた結石が、尿路を通り尿と一緒に排出されます

 

 

 

再発に関してですが、なんと5年以内に約半数の方が再発すると言われてます。
どうしてかというと、食生活を改善しないから。
治ったからもう2度とできないではなくて、食生活の改善を
しない限りはいつまでも再発を繰り返すことになります。

 

 

 

シュウ酸を含んでいる食事というのは上記で挙げましたが
普段よく食べるものも含まれていましたね。
では、どうすればいいのかというと
カルシウムと一緒に摂るのがいいようです。

 

 

 

シュウ酸は腎臓内でカルシウムと結合して結晶となりますが
同時に摂取すると、胃や腸で結合し、便として排出されるから。
例えば、ほうれん草には鰹節、コーヒー、紅茶にはミルクというように
していくと、シュウ酸とカルシウムは胃腸で結合すると。。

 

 

 

改めて尿路結石を防ぐポイントですが

・シュウ酸を摂りすぎない
・1日2リットルの水分摂取
・尿酸値を上げない

という事を心がけてください。

 

 

 

静かなる爆弾、胆石とは?

実はこの番組にも出ている深沢さん、6年前の番組の企画で
胆石が見つかっていたんです、その後は特に痛みがないので
何もしていないようです。

 

 

 

まずたんのうについて
胆のうとは、肝臓から送られてくる胆汁を
貯え濃縮して腸へ流すものです
胆石というのは、その胆汁が濃縮され過ぎてできたもの。

 

 

 

胆石が作られる原因は、胆汁中のコレステロールが
凝固し結晶化していると言われてます。

 

 

 

さて6年たって今現在どうなっているのか?
再びエコー検査をしたら・・・・
胆のうの辺りを強く押すと痛みがあるようで、画像を見たら
胆のうの壁も厚くなっているので、慢性の胆のう炎を
起こしていると言われました・・・
ですが、大きな症状がないため経過観察という事に。

 

 

 

胆石でも激痛が走ることもあります。
体験した方は、会社の健康診断で胆石が見つかったと
言われましたが軽く考えていて、20年間も放置。

 

 

 

20年たったころには時々胃に違和感はあったが
胆石とは関係ないだろうと放置。

 

 

 

しかし今年の6月にみぞおち付近から体中に響く位の激痛に。
どうしてそうなったのか?
それには食生活が考えられています。

 

 

 

肉などを食べるのが好きだった体験者の方。
それで胆のうが刺激を受けて収縮しようとするので
胆石が、たんのうの出口を塞いだ事で胆のう炎に。
これが激痛の原因。

 

 

 

病院で検査をした時には、胆のう内で胆石があふれ
胆のう自体がねじれてました、それ位詰まっていたという事ですね。
手術で摘出した時には、胆石の大きさは2㎝になっていました。

 

 

 

この胆石を放っておくと恐ろしい病気に発展することも。
それは胆石があることで発見されにくい、胆のうがん。
また胆のうの壁が厚くなることで、胆のうがんになることも。
気づいたら手遅れという事もあるようです。

 

 

 

また、胆のうがん患者の胆石保有率というのは
5割から8割とも言われてます。

 

 

 

胆石を予防するためにはやはり食生活の改善が必須。
脂肪分の多い食事を摂りすぎずに、魚介類や繊維質の野菜を多めにとり
バランスのいい食事を心がける事。
後は定期的な検査も受けましょう。

 

 

 

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