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2015年度分

トリガーポイントとは?関節痛とコリについての特集

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2015年6月28日放送の健康カプセル!ゲンキの時間、今回は
関節痛とコリについての特集。
筋肉の痛みの7割は痛いところとは違う場所に原因が
あると言われています。
トリガーポイントと呼ばれる場所を見つけていきましょう。

 

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痛みの真犯人は別の場所にいた!?

商店街で働く差3名の方々に話を聞くと
腰痛やひざ痛や背中の痛みなど。
皆さんその痛みに悩まされているのが数年以上と
長期間悩まされています。

 

 

 

今回指導してくれる先生は、東京慈恵会医科大学付属病院
麻酔科、ペインクリニック診療部長、北原雅樹先生。

 

 

 

まず皆さんの痛みって実は別の場所にあるかもしれない。
という事で身体を調べていくことに。

 

 

 

腰痛で10年以上悩まされている男性は、左から右へ
肩のラインが落ちています、歪んでいるという事です。

 

 

 

それから体をもんでいき、左肩の肩甲骨下の辺りを
揉むとそこに痛みが、ここがトリガーポイント。
トリガーポイントとは、普段は痛みがなく押されて
痛みが広がる場所のことを言います。

 

 

 

なぜトリガーポイントが出来るのか?

筋肉が同じ姿勢で長い時間いたり、疲れがたまってきて
筋肉が硬直してしまった状態。

 

 

 

でも腰痛の男性なのに、どうして背中の辺りに
痛みが走ったのでしょうか? 

 

 

 

それは同じ姿勢を続けたり
同じような反復した動作を続けていると背中にできやすいと
腰痛の男性は、長時間何十年と同じ姿勢で仕事をしてきましたので
腰の痛みをかばう事で背中に
負担がかかりトリガーポイントが出来たとのこと。

 

 

 

デスクワークの方や、主婦の方でもできると。
主婦の方も料理作ったりするときは同じ姿勢で
いることが多いですからね。

 

 

 

ではどうしてトリガーポイントではなくて、腰痛が
起こってしまったのか?

 

 

 

筋肉からきている神経というのは、一つに集まってきちゃう。
なので、細かくどこが痛いかというのは
人間の脳ではわからないと。

 

 

 

だから痛みがある腰だけを治療してもうまくいかない。
トリガーポイントを放置すると、新たなトリガーポイントを
生み出してしまいます、非常に困りますよね。

 

 

 

続いての方は腰痛15年、ひざ痛が3年の方。
トリガーポイントは、臀部とひざのすぐ上の太ももの内側の部分。
人形焼を作る際に大きく広げた足に原因がある。
長年足を開き続けたことにより、臀部にトリガーポイントができ
腰痛になってしまったと。

 

 

 

あぐらも足を大きく開くため、お尻とうちももに
トリガーポイントができやすいようです。

 

 

 

続いては背中痛が7年続いている方、この方の
トリガーポイントは脇の後ろと肘に近い腕の部分。

 

 

 

長年ケーキ作りをしているので、腕や肩に負担がかかり
肩こりのトリガーポイントができたとされています。

 

 

 

肩なのにどうして背中痛?

トリガーポイントが肩甲骨周辺の筋肉を硬直させ
背中の筋肉を引っ張っぱることで背中が痛くなったと。

 

 

 

トリガーポイントの対処の仕方
一番重要なのは、トリガーポイントをほぐすこと。
そこを毎日もみほぐすことでトリガーポイントも
柔らかくなり、少しずつ楽になるようです。

 

 

 

だけどこんな風に考えませんか?
筋肉を鍛えれば、痛みをカバーできるのではないかと。

 

 

 

間違ってはいないですが、鍛えるだけではなくて
柔らかくすることも重要なんです。

 

 

 

筋トレをする人って筋肉を強く大きくすることが目的なので
どうしてもマッサージやストレッチの方には
目が行き届かないみたいです。
なのできちんとストレッチ、マッサージをやりましょう。

 

 

 

トリガーポイントを自分で探す

肩のトリガーポイントだと
・肩の骨と胸の間のくぼみ
・うち肘の外側部分

背面は5か所もあります、肩甲骨をぐるっと囲む
ようにトリガーポイントがあるので
手の届かない部分はテニスボールで探しましょう。
テニスボールを肩のあたりに敷いて寝ることで探せます。
痛みを探しながらボールを少しずつ移動させる感じで。

 

 

 

腰痛のトリガーポイント
・ベルトから指3本から4本上の背骨脇
・ベルト位置すぐ下の端
・お尻の真ん中と真ん中から少し下

 

 

 

続いて正面
・足の付け根の内側と外側
ひざのトリガーポイント
・足の付け根の内側と外側
・ひざから指3本から4本分上の内側と外側
・ひざから手のひら1つ分下の外側

 

 

 

続いて背面
・ひざ裏外側
・ひざ裏から手のひら1つ分下の内側

トリガーポイントがわかればほぐしていきましょう
痛すぎない程度でもみ、背中やお尻はテニスボールで
1か所30秒、1日2回が効果的だそうです。

 

 

 

10年の痛みが5回で改善!最新治療法

福田紀男先生が最新治療法を体験しました。
昨年の夏から、首から腕までがしびれてしまったよう。
どういう体勢をしてもしびれると。

 

 

 

これは10年前からの肩こりが原因で複数のトリガーポイントが
できて、神経を圧迫したせいで起こったようです。

 

 

 

最新の治療法というのはどういうものなのか。
それはIMS治療(筋肉内刺激法)といって
細い鍼を使い筋肉の奥にある、トリガーポイントを直接刺激する

 

 

 

そうすることで短期間で痛みを緩和できると言われてます。
福田先生はそれを受け、それまでとはウソのように
体が柔らかくなるような感じになり、しびれも痛みもなくなったと。

 

 

 

東洋の鍼治療との違いは?

東洋医学の鍼灸というのは、経絡とか経穴とか
いわゆるツボに刺していく治療法。

 

 

 

IMS治療は筋肉のトリガーポイントに刺して、筋肉の
由来の痛みを取るというもの。

 

 

 

他に内臓の不調を訴えていた人が、色んな検査をしても
わからない人が内臓に関連するトリガーポイントに
IMS治療をすることによって、劇的によくなったという報告も。

 

 

 

IMS治療はどこでもやっているという事ではありません。
北原先生の病院の他には、数か所しかやっていないようです。
ですが鍼灸の一部ではIMS治療のような事をやることもあるようです。

 

 

 

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