距骨(きょこつ)といいます
足首の所にある、脛の骨と足の甲の骨の
間にある骨です
滑らかに歩けるのは、距骨のおかげ
歩いている時の、けり出しや着地の時に
滑らかに動いているので
日々の歩行が可能なのです。
同時に問題が起こりやすい骨でもある
体重がかかって動くので負担も大きく
傾きやすい。
そのため、骨盤などが本来ある位置と
違うところに動いてしまって
バランスをとろうとしてしまい
その結果、コリや痛みが出てきてしまう。
また、背骨にも影響が出てしまい
緊張が出たりし、その結果として
自律神経にも少なからず影響が出る。
距骨の傾きのタイプは2つ
フロントタイプ
距骨がつま先側に傾いている人
つま先重心で、骨盤が後傾し
後ろ側が緊張する、倒れないように。
バックタイプ
距骨がかかと側に傾いている人
かかと重心で、前の面が緊張する
骨盤は前傾し、前側の筋肉を緊張させる
3つの簡単チェック法
1 つま先を正面に向け
肩幅に開いて立ちしゃがみます。
かかとをつけたまま、しゃがめるかどうか
しゃがんだ時に、かかと浮いてしまうと
フロントタイプ
かかとが浮かなければ、バックタイプ
2 正座をした時に、つま先が重なるか?
重ならなければ、フロントタイプ
重なればバックタイプ
3 椅子に座ってなにかを書く時の姿勢
背中が丸くなる人は、フロントタイプ
背筋が伸び、頭だけが落ちるのが
バックタイプです。
この3つで2つ以上当てはまった人が
距骨の傾きタイプといえるという。
距骨の傾きを戻していくために
必要なエクササイズは下記にて
1日に5分だけ行うと良い簡単エクササイズ
1
足の指、これら隣り合う指を引き離して戻す
というエクササイズ、各指の間を
いた気持ちいいという位引き離し
5回ずつ広げていく。
親指と人差し指、人差指と薬指
親指と小指、という感じに行っていく。
2
くるぶしの下を指で固定し
足首を左右へ10回ずつ回転させる
まわしづらい方向は、さらに10回プラス
さらに、かかとを手のひらで包み込み
手の力で左右に10往復動かす
また、靴も関係してくる
自分の足にフィットしていない靴を履くと
距骨に負担がかかってしまう
つま先をトントンと履く場合が
あるかと思いますが
これは、指の変形や靴擦れの原因に
つながってしまう事もある。
かかとをトントンとし
靴ひもなどをきちんと結び調節しよう
かかと落としにも注目
骨に衝撃を与えると、骨を作る
骨芽細胞が活性化
骨粗しょう症予防にもつながる
その結果、オステオカルシンが生まれる
高血糖予防、動脈硬化予防
認知症予防、肥満予防、肝機能アップ
加齢による筋力の衰えを防止
などのメリットがあります。
参考にしたテレビ番組
11月24日放送 ゲンキの時間