2016年10月9日放送のゲンキの時間、今回は
現代人が抱える目のトラブルについて。
目の疲れがあると、頭痛や肩こり認知症まで
これらの病気と深い関係があるのです
現代の目の疲れを、スマホ老眼という言い方をします。
スマホ老眼チェック
PCやスマホをしているとどうしても目が
疲れますよね、上記1つでも当てはまると
スマホ老眼の可能性が高いそうです。
スマホ老眼の症状としては、近距離から遠距離に
またその逆に視線を移すとピントが合いにくい。
老眼との違いというのは、老眼は水晶体の厚さを
調節する毛様体筋というのがありその調節が
上手くいかなくなるというのが老化、毛様体筋が
きちんと働いてくれないと水晶体もまた
うまく機能してくれません。
スマホ老眼は年齢に関係なくどの年代にも起こる
スマホを見ていると近くをじっと見ているので
毛様体筋が緊張で硬くなり、水晶体の動きが悪くなる。
このスマホ老眼が慢性化してしまうと、本当の
老眼に早く移行してしまいます。
すぐにできる予防法としては、遠くのものを見る
という事をできるだけやりましょう、そうすることで
毛様体筋が緩み、目がリラックスできるので。
肩こりや頭痛を招く隠れ斜視とは?
かくれ斜視というのは、眼球を動かす筋肉が
アンバランスで潜在的に両目の視線の向きが
ずれている状態を言います。
斜眼子という器具を使えばすぐわかるそうです。
かくれ斜視は眼球を動かす筋肉に常に負担がかかり
疲れ目になりやすいといいます。
進行することで、肩こりや頭痛や吐き気などに
襲われてしまう。
温めるなどして目の筋肉をほぐしていきましょう。
かくれ斜視の改善法
顔の前に人差し指を立てて見つめる、人差し指を
前後に動かしていきます。
前後10回を朝晩2回行うようにしましょう。
認知症にもつながる白内障とは?
白内障は水晶体が白く濁る、近視が進む
二重に見える、まぶしいなどの症状が現れ
最終的には白く濁りすぎて、視力がなくなる。
認知症との関係はというと
目から得る情報は脳を刺激すると言われていて
その情報がなくなることで
脳が刺激されなくなり、うつや認知症に
なってしまう可能性があるとのこと。
白内障の治療法は、まず点眼薬を使います
しかしこれは進行を抑えるだけで、本格的に
治そうと思えば手術を行う、白い濁りをとるための。
水晶体を取り除く手術でもあるので
水晶体の変わりに入れるレンズを
選択する必要があります。
単焦点レンズ 遠距離と近距離どちらかにピントが合う
(遠距離か近距離、どちらかは選択できる、術後眼鏡が必要)
多焦点レンズ 遠距離と近距離、両方にピントが合う
これらはライフスタイルに合わせて決める。
ただ、これらのレンズを入れると簡単には交換が
出来ないので選ぶ際は慎重に選びましょう。