食中毒は真夏の日々が過ぎたとしても
侮ってはいけません
年がら年中あるものです。
冷蔵庫が落とし穴の理由
鍋や保存容器で
冷蔵庫がいっぱいになると
冷蔵庫の上から流れ出てくる冷気が
下まで流れてこないことがあり
温度が下がらず食品が冷えず
食中毒のリスクが出てくる。
冷蔵庫内の温度は、概ね10度以下と
されているそうです。
また、冷蔵庫の開けっ放しも危険
そのため、温度が上がってしまい
細菌繁殖の最低温度である15度を
超えてしまう事もある。
冷蔵庫は食材は詰め込みすぎず
7割程度にしておきましょう。
食材にはどんな菌が付着している?
鶏肉には、カンピロバクターが付着
9月はカンピロバクターの食中毒が多い
お米にはセレウス菌が付着している
穀物や豆類に多く見られる菌で
おう吐または下痢の症状が出る。
しかし過熱しているのになぜ?
セレウス菌自体は
加熱で死滅するのですが
芽胞という、細菌の種が残っていて
これが乾燥や熱に強く、30分の加熱でも
死なない場合がある。
温かいご飯が覚める過程で
セレウス菌が生まれる
そして強い毒素を持っているのです。
電子レンジの加熱や、臭いがなくても
セレウス菌は繁殖している場合もある。
パスタ物にも注意
室温に6時間以上放置しない
保存する場合は、早く冷蔵庫で
10度以下に急冷する事。
お刺身には、腸炎ビブリオという
細菌が存在する、感染すると激しい腹痛
下痢を引き起こす。
9月は海水温度が高く菌が繁殖しやすい
なので生魚は、常温で保存をせず
すぐに冷蔵庫に入れましょう。
腸炎ビブリオは、塩が好み
アニサキス菌
青魚やいかに付着している
アニサキス症を患うと、胃の激痛や
下痢やおう吐の症状が現れる。
胃の痛みはアレルギー反応なんだそうです
痛みを感じる人もいれば
感じない人もいるそうです
目視で確認する事も大切。
参考にしたテレビ番組
9月15日放送 ゲンキの時間