2015年11月1日放送のゲンキの時間、今回は日光の街へ行き
健康の秘訣を探ろうという旅、TKOの木本さんが案内。
日光で認知症予防と体幹強化!
都心から約2時間で行けて、年間では1千万人もの
観光客でにぎわう日光、まず向かったのが日光東照宮。
日光東照宮には様々な建物があり、5重の塔は
江戸時代の耐震構造で作り、現在でも東京スカイツリーに
応用されていると言われています、先人の知恵が活きている
証拠ですね。
続いて朝鮮鐘の建物の角に動物のようなものが彫られているん
ですが、これは何かというと獏(霊獣)
夢を食べるという事で知られていますが、実は金属を食べる
戦争が起きない、鉄などがないと鉄砲や大砲、刀が
つれないわけですからね、ある種の平和の象徴のようなものですね。
健康パワーの話はいつなのか?
そう思っていると、実は木本さんは、話を聞いている
時に、は~っと感心するように返事をしていました。
実はこれが健康にはいいとのこと。
人は感動して、ほ~とか、へぇ~とか、こういうセリフが
出てくると、脳が活性化されている証拠なんですって。
認知症は物忘れから始まるといいますが、感動が薄れる
という事も認知症の始まりだと考えられています。
色んな事に興味を持って感動する、これが脳の健康
体全体の健康につながると言われている。
続いて坂下門へ、眠り猫が有名ですね。
これにも秘密があって、眠り猫の正面から左側へ
少し移動してみると、いつでもとびかかれる姿勢に
猫が見えます、実はこの眠り猫の奥が家康公のお墓があるので
ここの番をしているのです、眠っているのではなくて
心眼で見ていると、心眼・・・久しぶりに聞いた。
日光東照宮に続いて向かったのが、杉の参道
参道を歩くだけでどうして健康になるのか?
不思議ですが、どうやらこの参道は緑も多く
緑が多いとフィトンチッドと呼ばれる物質が出ているとのこと。
このフィトンチッドは人が吸入すると、脳の血流を落とし
リラックスさせる効果があると言われています。
心の健康に良い、といった方がいいかもしれませんね。
続いて東照宮から車で30分移動し中禅寺湖へ。
そこの山田屋というお店の女性店主の山田さん
なんと御年90歳です。
表札を彫るお仕事をしています、しかも表札を彫る際
下書きなしで掘っているようです、凄いですね~
山田さんは集中力、そして神経を研ぎ澄ます事
そして日光下駄が健康の秘訣ではないか?
とおっしゃっています、話し方も凄いはきはきしてて
とてもお年寄りと話している感じがしてませんでした。
日光下駄の健康効果があって、履いてみると重心が
きちんと取れて、いい姿勢で歩けるのです。
これはお土産に良いんじゃないでしょうか
続いては日光の伝統芸で体幹強化、なんですが
なんと伝統芸とは流鏑馬(やぶさめ)です。
健康と何の関係があるのか?
実は馬の上に座っているわけではないんです、馬にまたがると
足でつっぱった状態にして、お尻を浮かしています。
それで姿勢を安定させているのです。
もし座ってしまうと、馬の振動を体も受けるので
狙いを定められず、狙いとずれてしまう。
そのつっぱった状態が、体幹を強化させるのです。
騎射体操というものを教えてくれました。
1 脚を大きく開き腰を落とす、背中はしっかりと伸ばす
2 組んだ手のひらを地面に向け、頭の上に
そのまま半円を描くように腕を下に回す
これを1日10回が目安です。
血管に効く、伝統の極上ゲンキグルメ
星の宿という所へ、そこで食べたのが湯波
どうしてこの漢字なのかというと、京都も湯葉が有名ですが
湯葉の引き上げ方に違いが。
京都の湯葉は、端から箸でもち上げてとるのですが
日光の湯葉は真ん中から箸で持ち上げてとります。
そしたら湯葉は2重となりシワが出来ます。
このしわが波の様だということで、湯葉の葉の部分が
波になっているんです。
湯波は水分が少ない、その分タンパク質も凝縮されていて
100gあたりで比べると、お豆腐の約4倍も含まれています。
大豆たんぱく質は、コレステロールを下げてくれるので
動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を予防してくれます。