2018年8月19日放送のゲンキの時間
今回は認知症の最前線特集です
1度患うと2度と戻らない
こういわれていますが、予備段階だと
治療が可能な事がわかってきている
リバーターと呼ばれています
どういう治療法を行ってきたのか?
スマヌってなんだ?
認知症予備群から元に戻った人を
リバーターと呼んでいる
茨城県取手市にある
メモリークリニック取手の
朝田隆先生の話では
認知症になってしまうと治らないが
その前段階の予備軍だと治る可能性が
高いといわれている。
認知症予備群というのは
MCI(軽度認知障害)と呼ばれている
主にアルツハイマー型の予備軍です。
自律した生活ができるかできないか?
予備軍はそういう傾向はあるが
日常生活に支障はない、というものを
認知症予備群だそうです。
・少し前の事でもよく忘れ
何度も同じ確認を繰り返す
・数週間前の大きな出来事を
忘れてしまう事がある
・ながら仕事が難しくなる
MCIと診断されて放っておくと
1年で12%、4年で半分の人が
認知症になるといわれています。
MCI(軽度認知障害)克服のカギとは?
注目したのは2つのポイント
1 筋トレ
少しきつめの筋トレが効果的だそう
本山式筋トレを行っています。
筋トレと認知症に
どういう関係があるのかというと
認知機能が衰えやすい人は
筋肉と脳の感覚神経が鈍く
この感覚神経をつなぎなおすために
筋トレをするのです。
認知症の人が徘徊を何時間もしても
疲れを感じないのは感覚神経が鈍いため。
その感覚神経が鈍っていないかを
チェックする方法があります
それが冒頭の項目にある
『ス・マ・ヌ』
これを背中に指で書くだけです
どのカタカナも似ているので
わかりにくい。
この文字をランダムに6回背中に
指で書いて間違いが3回以上あると要注意。
本山式筋トレは感覚神経の
機能回復が目的で、筋肉に意識を集中し
強い刺激を加えていく。
強い負荷を筋肉にかけた方が
脳は筋肉を使っているという事がわかる
鍛える所に意識をして筋トレをする。
2 音楽療法と芸術療法
今までつかってこなかった
頭の使い方をする
やったことがないというのがポイント。
つまり認知予備能という部分を
刺激してあげる事が重要
認知予備能というのは
人間の人気機能というのは半分ほどしか
使われていないといわれている
認知症でやられてしまう認知機能は
この半分の部分、そこで上記の様に
色々な方法で鍛えていくと
使っていなかった認知予備能を
活性化させ衰えた認知機能を補う
という考え方です。
認知症がある人が見ている世界
疑似体験できる施設があります
認知症がある人が見ている世界って
確かに一般の人だとわからないですよね。
車から降りる位置がビルの上から地面に
下りるような感じに見えるという
これは距離感を正しく認識できなく
なっている事が起こっているためだそう。
現在日本全国で体験会が行われている
認知症の人がおかれている状況を
一般の人でも体験をする
非常に重要な事ですよね。