2016年12月4日放送のゲンキの時間、今回のテーマは
腰痛は生活習慣病となっています。
腰痛の8割超はなんと・・・
原因が特定できる腰痛は15%、残りの85%はなんと
原因がいまいちよくわかっていない腰痛なのです。
腰痛を軽減するために寝る姿勢も大切で
横向きに寝ると腰への負担が立っている状態を
100とすれば、75で横向きに寝ると負担が大きい
仰向けに寝ると25となるので、負担が少ない。
1人目の腰痛に悩むゲンキチャレンジャー
この方の特徴として
・椅子に長時間座っている
・椅子に深く腰掛けている
腰の正常な状態というのは、背中は緩やかな
S字カーブを描くのが正常ですが、骨盤も水平に保って
居ないとダメなんですが、椅子に深く腰掛ける事で
背骨も骨盤も歪ませてしまい、前かがみになると
頭を支えるため、背骨と骨盤に大きな負担がかかる。
腰痛の改善や予防のための座り方
ポイントとして、椅子に浅く腰掛け足は少しひく
椅子から立ち上がる直前の姿勢をキープ
これが腰への負担を軽くする椅子の座り方。
骨盤や背骨の負担も減りますし、前かがみの姿勢でも
頭を背骨の上に乗せることができ腰への負担も軽減される。
また30分に1回は腰痛対策のストレッチをしましょう
上記の姿勢を保ち、腕をまっすぐ伸ばしたり
腕の高さを肩と水平にして胸を開いたりする
これだけでも腰などの負担は軽減される。
2人目のゲンキチャレンジャーさんは家具職人で
作業をしている時、どうしても腰を反らせて
使っている部分がある、そういう方に多いのが反り腰。
猫背とは反対方向に骨盤がそっている
このタイプの腰痛の方にお勧めするのがコルセット
お腹周りではなく、骨盤を包むように付けましょう。
反り腰解消ストレッチもあり、仰向けに寝てひざを抱え
1分間背中で転がります、ゆりかごのように。
また正座も腰痛の緩和にはいい
ひざが痛くない場合は
30分に1回、5分程度行いましょう
これで正しい姿勢を、脳に癖をつけるように
やっていくと脳も自然と、正しい姿勢を覚えていく。
3人目のゲンキチャレンジャーの方は、すでに
脊椎すべり症、脊柱管狭窄症の腰痛の原因を持っています
前かがみの姿勢をとる仕事を以前やっていました
この姿勢は腰に一番負担をかける姿勢です。
上記2つの腰痛に対しての治療として手術を行ったのですが
それでも慢性的な腰痛に悩んでいるとのこと
このような場合は他の要因が考えられて
猫背からくる腰のこわばり、もその一つ。
家事を行う主婦は猫背になりやすい
うつむく姿勢が多いためです。
また座椅子に胡坐をかいて座り、パソコンをしている
座椅子は腰痛持ちにはあまりお勧めできなくて
椎間板を圧迫する姿勢になりがちです。
腰のこわばりをほぐすのは、猫体操というもの
猫が背伸びをするときにやるあれです
あれを3分ほどやることで、猫背を少し改善できる
なので続ける必要があります。
ぎっくり腰対策の新常識
ゲンキチャレンジャーの皆さん、ぎっくり腰にも
なっていて多い人では20回以上なっているという人も
しかも、重いものをもってぎっくり腰になった
わけではないのです。
昔はぎっくり腰を患うとどうしても安静にしていないと
いけないイメージがありますが、最近の研究では
軽度の場合は安静よりも動かしたほうが良いと
見直されてきたのです。
動かすといってもストレッチなのですが
1 台などに乗ってテーブルに腰かける
2 へその裏側辺りに巻いたタオルを入れる
3 症状がひどい場合は誰かに介助してもらう
4 台をはずして7分間テーブルに寝そべる
台をはずした足はダラーんとなりますよね?
これが実は腰痛に良いんです、自重けん引という方法
ひざ下の重さによって背骨と骨盤を引っ張り
腰回りの筋肉を正常な状態に戻す。
テーブルがなかったり介助する人がいない場合は
壁押しストレッチというのもあり
壁を使ってゆっくりと腰を反らしていきます。