2016年8月14日放送のゲンキの時間、今回は
お寺に学ぶ長寿の秘訣。
住職さんはご長寿さんが多いようです。
その秘訣は何なのでしょうね。
静岡県浜松市に100歳を超える住職さんが
いらっしゃいます、現在も説法をしているそうです。
とても元気ですよね。
では一日をどう過ごされているのかを
見せていただくことに。
午前3時45分に目覚めて、最初に鐘を慣らし
40分間読経をします。
101歳の住職さんも行っています。
この読経は体にもよく
・うつ病
・睡眠障害
・高血圧
・糖尿病
等の病気を予防できるそうです、どうしてか?
読経をしているときの脳波を調べるとα2という
特別な脳波が出ています、これはセロトニンが
分泌されたためα2が出ていたのです
セロトニンは幸せホルモンとも言われております。
この読経のリズミカルは発声が、セロトニンを
分泌していたのです。
そして午前5時になると座禅をします、1時間行います
肩こり改善に効果がある、と言われております座禅は。
その後6時半になるとお粥を食べます。
お粥は水分を多く含む食事です、これが腸に届いて
便秘が解消されると言われており
腸内環境もよくなるそうです。
朝食後は作務と言われる掃除や庭の手入れをします
雑巾がけをして掃除をする
これが体にはいい全身運動となります
庭の手入れをして、108段ある階段を掃き掃除します。
午後3時に夕食作りを行います
ごま豆腐を作るそうです、ごまを2時間も擦ります
掃除をした後にこれは堪えますね・・・
そして夕食は、ご飯とごま豆腐、たくあん
油揚げとほうれん草のすまし汁
となっています。
ごまに含まれているごまリグナンという成分は
細胞の老化をうまく制御してくれるので
若返り効果の期待が持てるそうです。
101歳の住職は何を食べているのかというと
モドキ料理というものを食べていました。
今回紹介されたのはうなぎもどきで
うなぎを、豆腐、レンコン、山芋とのりを元に
作られているそうです。
精進料理というのはもともと低カロリーで低脂肪
なので、悪玉コレステロールの減少
動脈硬化の予防効果が期待されます。
他のお寺さんでは声明という事をしていました
声明が何に良いのかというと、声帯に良いのです。
声もまた使わないと老化してくる、声帯の筋肉や
粘膜が萎縮してしまいます。
声がかすれたり出しにくくなってしまいます。
喉の筋肉を使わない状態だと、今高齢者に多く
なっている誤嚥性肺炎のリスクも上がります。
声明は声帯で音程のコントロールをするので
喉のトレーニングとしても効果的です。
喉の老化をチェックしてみると
・若い時に比べ声がかすれる
・話し声の音程が変わった
・大きな声が出にくくなった
・食事中によくむせる
・水分が無いと食べ物が飲みこみにくい
3つ以上当てはまる人は、喉が老化している
可能性があります、カラオケなどでも
喉の老化予防になります。