2017年12月24日放送のゲンキの時間
今回は肝臓健康県、熊本県に学ぶ
肝臓が強い人が多いのでしょうか
肝疾患での死亡率も男性が2位
女性が1位なんだそうです。
熊本県民は肝臓が健康?
熊本一の繁華街へ
そこで居酒屋さんで話を聞くと
毎日焼酎を7杯から8杯は飲むという
男性2人の肝臓の数値を調べると
正常値でした。
では食べ物に何か秘密があるのでは?
と思い、何を食べているのかを聞くと
馬肉をたべていました。
馬刺しや馬肉の煮込み、串焼きなど
色々な種類があります、熊本県は
生産量も消費量も日本一です。
馬肉は熊本県では特別なお肉ではなく
ごく当たり前のお肉として提供されている。
馬肉が肝臓の状態を良くしているのか?
日本大学医学部の松岡俊一先生に聞くと
馬肉にはグリコーゲンが多く
含まれていて、これは肝臓に良い食材。
グリコーゲンは人間の体内にあります
肝臓ではアルコールの分解に使われている。
ところがお酒を飲み続けると
グリコーゲンが不足、肝臓に負担が
かかり肝機能の低下につながる。
馬肉にはさらに、カルノシンという
抗酸化作用のあるものも含まれている
ただし鉄分が多いので肝疾患が
ある方は注意してください。
この他にも豆腐の味噌漬けという
食べ物も肝臓に良いとされている
水切りした豆腐を味噌に10日間ほど
漬け込んだ料理、熊本県では
山うに豆腐と呼ばれている。
味噌と豆腐の組み合わせは
肝臓にとって最高、タンパク質や
ミネラルがアルコール分解させ
豆腐の亜鉛やサポニンが
肝細胞を活性化させる力を持っている。
更にカサゴの一夜干し
魚が肝臓に良いのではなく、この魚を
釣るために歩行をする事が良いのです
川岸や海岸を立って歩く釣りだと
やや早めの歩行強度となる
不安定で歩きづらい所も多いですからね。
早歩きは週に250分以上行うと
脂肪肝が減少するという報告もある
また、カラオケへ行って楽しく
歌って踊る、というのも効果が
あるとのこと。
家庭でも肝臓が元気になる方法がある
辛子レンコン
熊本では自分たちで作るそうです
このレンコンには身体に
良い成分が豊富
・ムチン
・タンニン
・ビタミンC
胃粘膜を保護してアルコールの吸収が
緩やかになり肝臓の負担が減る。
トマトに甘酢をかける
その他にもサラダにもかけたり
飲食店へ行くと、酢キャベツなど
お酢を使ってメニューも多いそうです
というのも熊本県
お酢の購入量は全国2位!
お酢は脂肪やタンパク質を
エネルギーに変え肝臓の働きを助ける
お酢に含まれる、酢酸やクエン酸は
肝臓の代謝促進にも役立つ。
またお酢を使う事で塩分使用料を
おさえる事にもつながる、塩分摂取量は
全国で男性が41位、女性が40位
これは少なくて良いという事ですね。
果物にも注目の食材があり
晩白柚(ばんぺいゆ)と呼ばれるもので
熊本が名産の世界最大級の柑橘類
注目する点はワタ、ここには
ナリンギンという物質があり
ビタミンCの効果を高め血液をサラサラにし
抗酸化作用や脂肪燃焼作用も高い。
しかしワタはとっても苦いため
砂糖で1時間漬けてから食べているそうです
晩白柚のワタの砂糖漬け、という感じ。