2015年10月18日放送のゲンキの時間、今回は薄毛や白髪の改善法
抜けの秋とはよく言ったものです、なぜかよく毛が抜ける。
抜けまくって薄くなってしまったら、とても憂鬱になりますよね。
改善法とはどういうものなのでしょうか。
薄毛や白髪の原因とは?
・薄毛や白髪の原因は遺伝である
・ワカメを食べると髪の量が増える
・髪の毛の薄い人は性欲が強い
・白髪は抜くとまた生えて増えてくる
なんていう噂がありますよね?
それをメンズヘルスクリニック東京の小山先生と
薄毛に悩む40代と50代の男性、白髪に悩む同じく
40代と50代の男性と、真相を確認することに。
・ワカメを食べると髪が増える
残念ながら、ウソです!
色でこのように言われているのではないかと、他にも
ヒジキを食べると髪が黒くなるという噂もあった
ようですが、これもまた色がそうさせているという事です。
・薄毛の人は性欲が強い
これもウソです。
人それぞれ違うからあてはまらないと、性欲が強い人が
たまたま薄毛の人だったというだけで
都市伝説みたいなものです。
ここで薄毛になる要因を解説
薄毛になる要因というのは、毛根にあるレセプターという
物質が関係していて、男性ホルモンが酵素によって
DHTという物質に変化します、これがレセプターと
結合すると、髪の毛の成長を止める原因となって
髪の毛が抜けてしまう、という事になるのです。
・白髪は抜くと増える
これもウソ、ただ、抜かない方がいいです。
・薄毛、白髪の原因は遺伝なのか?
これは本当です、髪に関する遺伝子は母親から
受け継がれるようで、お母さんの所が薄毛や
白髪が多いと、将来自分もそうなってしまう
可能性があります。
薄毛に悩んでいる人の頭皮を見てみることに。
正常な頭皮の人との違いって、毛穴から出ている
毛の本数と太さなんです。
ですが50代の薄毛に悩む男性は、毛の太さがばらばらで
毛穴から出ている本数も少ない。
一番髪の毛が抜ける時が多いのって、
シャンプーをした時ではないでしょうか?
そこで抜ける本数というのも気になるはず
なんですけど、これって人によって抜ける本数って
違うんですよね、1日100本くらい髪の毛は抜けて
そしてまた新しく生えてきているので、抜け毛の数に
こだわる必要というのはないとのこと。
重要なのは、短い髪の毛で、かつ細い髪の毛。
これは成長段階の髪の毛なので、これが抜けてしまうと
成長していかないので、古い髪の毛が残り
これが抜けてしまう事で、薄毛が目立ってしまうと。
でもどうして、これらの成長段階にある髪の毛が
ぬけてしまうのでしょうか?
髪の毛の寿命って大体6年位だそうです、ですが
太く長くしっかり育ってくれる期間が
どんどんなくなってきて、髪自体が細く短くなってしまうのです。
髪の毛にはこのような時期があります。
このように一連のサイクルが
ですが、このサイクルがレセプターなどで狂ってしまうと
成長期が少なくなったりして、薄毛になったりして
男性型脱毛症(AGA)という事になります。
また髪の毛というのは元々は白く生えてきます、毛乳頭
という部分ではまだ白い髪の毛なんですけど
それがメラノサイトという物質から放出される
メラニンにより黒く染められながら、髪は伸びていくのです。
白髪になる人は、このメラノサイトの働きが何らかの
理由で正常に機能しなくなって、メラニンが生成
されなくなり白髪となってしまう。
髪の毛って実は1本1本に細い血管があるんです。
その血流がよくなることによって、活性というのは
上がることが明らかにはなっているので
血流というのも、髪の成長に対しては
非常に重要なキーワードとなっています。
その状態を知るために行うのが、頭皮の硬さのチェック。
星の部分と頭皮が同じ硬さ、というのが目安となっています。
私はたぶん平均的(笑)
髪の悩みを解決させたゴッドハンドが、杉並区の
MINATO3710という所で働いている板羽さんという方です。
同窓会の写真を見ても、髪はふさふさ。
どうしてでしょうかね~
家系も薄毛の人がいてるというのに・・・・
板羽さんがやっていたのは、血液循環を良くするシャンプーを
使うというもの、優しく正しく丁寧に洗う事を
髪様シャンプーと呼ぶことにしたそうです。
そのシャンプーを実践した人が13か月後には
髪の毛がふさふさしているんですね。
これは驚いた!っていうくらいに。
髪様シャンプーのやり方って?
薄毛の方がやっているシャンプーのやり方って
シャンプーを付けて、ガシャガシャと指を
たてて洗っているやり方。
まあたいていの人はこのような頭の洗い方を
しているようですが、このやり方は板羽さんに
言わせると、新しく生えてきた髪の毛を
ガシャガシャすることで引き抜いてしまっていると。
なので、引き抜かないように育てるという事で
シャンプーをしないといけません。
ポイントは2つで
・頭皮の血流を良くする
・新しい毛を抜かない
この2つに気を付けてシャンプーをしないといけません。
まずシャンプーは2回に分けて行います。
1回目は皮脂を取り除くシャンプー、2回目は
頭皮のマッサージをするシャンプー。
・1回目のシャンプー
量は500円玉位の大きさのシャンプーを出して
手のひらでなじませて髪全体につけ泡立てます。
指の腹で髪全体をもみ洗い皮脂を落とします
時間の目安として2分くらいです。
・2回目のシャンプー
1回目と同様に髪を泡立てたら横と後ろを洗う
横から洗う理由は、横、後ろ、頂点と心臓に近い
部分から洗う事により、効果的に頭の末端にまで
血液が循環されるためです。
薄毛タイプ別のシャンプー法というのもあります。
M字型のシャンプーの方法
このような手の形をします
そして画像のように洗います、ゆっくりと。
こすったり滑らせると髪が抜けてしまうので、頭皮のみを
動かすことで毛も抜けにくく血流もアップします。
更にこのように指を立てましょう。
そしてこのように頭皮を動かしましょう。
前髪の生え際は特に髪が薄いので
指を滑らせない様に頭皮だけを動かします。
O字型のシャンプーの方法
まずこのように手を組みましょう。
こういう感じでマッサージを。
ぴったりとして頭皮だけを動かす感じで。
続いて髪のすすぎ方と乾かし方
強くごしごしと洗うと、新しい毛が抜けてしまいます。
なので、頭皮を動かしながら毛穴の汚れをとっていく
すすぎ方が大事となってきます。
1 指の腹を使って頭皮を動かしながらすすぐ
2 シャワーを頭皮にたたきつけるようにマッサージ
すすぎ時間の目安は2分くらい
髪を乾かす時も、タオルをごしごしとするのはダメ。
新しい髪が抜けてしまいます。
頭皮をもみこむようにしたり、指でたたくように行います。
これで血流がアップします。
シリコンシャンプーなどのシャンプーは効果があるのか?
またシャンプーの選び方のポイントは?
シリコンシャンプーは、仕上がりや指どおりがよくなったり
サラサラしたりして、いいにはいいんですが
薄毛の人やボリュームが欲しいと思っている人は
洗った後にハリやコシが実感できる、ノンシリコンを選ぶといいです。
頭皮は弱酸性なので、弱酸性のシャンプーを使っていると
刺激も少ないのでお勧めです。