2018年3月11日放送のゲンキの時間
今回は涙活についての特集です
涙を流す事でストレスが
和らいでいくと言います。
涙を流すだけでストレス解消になるの?
ゲンキチャレンジャー3名に
集まってもらい検証する事に
自律神経を測定する機械を取り付け
感動する動画を30分鑑賞
泣く前と後での自律神経の
働きを比較します。
実験の考察は東邦大学の有田秀穂先生
どういう結果になるんでしょうね。
この検証でみているのは
心拍をみながら、交感神経と副交感神経の
緊張状態なんだそうです。
すると検証2分後には男性が涙を流した
そしたら交感神経が優位だったが
涙を流して以降は副交感神経が優位に
なっていったのです。
その状態は1分間継続した
癒しの状態に脳が切り替わったと
有田先生は話し、ストレス解消の
状態が出来ているとのこと。
この検証終了後、次の検証へ
ストレスを感じると体内に増える
コルチゾールの値を調べるというもの
協力してくれる先生は
埼玉医科大学の和合治久先生
まずはストレスを与える前の通常の
状態で唾液に採取しそこへ含まれる
コルチゾールを測定
その後、ストレスのかかる作業を
3つやりました、10分間は計算問題を
解いていく、次にツルツルの箸で
小豆を皿に移動させる
最後は絡まった毛糸をほどく
全てが終わった後、再び唾液を摂取
すると全員コルチゾールが上昇
1時間の休憩後、感動的な動画を観て
泣いてもらいます。
そして再び3つのストレスのかかる作業を
行ってもらい、唾液を採取
するとコルチゾール自体は上がったが
そのあがりかたというのは穏やか
しかも検証した男性はなんと
コルチゾールの値が下回ったのです!
有田先生は今回の検証を診て
泣くことによってストレス中枢が
鎮静化されて、人にもよるが
泣いた後は約1週間ストレス軽減の
状態が続くと考えているという。
また涙活を取り入れている企業もあり
感動的な動画を観てから
仕事をすると、仕事の効率が上がり
より集中できるという事も。
泣く事での更なる健康効果とは?
和合先生は、泣くことで人間の
免疫力が高まると言います。
泣くことによって副交感神経の
支配下にあるリンパ球
そして涙の中のIgAという
免疫物質が高まります。
リンパ球は体内に侵入した細菌や
ウイルスを撃退し、IgAは体表面に
関係する免疫物質なので
目や口などから侵入するウイルスを
撃退してくれます。
涙の健康効果を実感している30代女性
週に1回涙活をしたら
以前は風邪をひきやすかったが
半年を過ぎてからは
段々と身体の調子がよくなっていった
そして風邪をひきにくくなったそうです。
更に睡眠もぐっすりできるようになった
副交感神経が優位に働いている証
入眠しやすくなるり、深い眠りが
出来て質の良い睡眠がとれる。
涙活はストレスのたまった夕方から夜
そして週末に行うのがおススメだそうです。