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ゲンキの時間、過去放送の簡単まとめ

2018年度分

ヘルペスが再発を繰り返すワケ、帯状疱疹患者急増の理由

投稿日:

2018年4月29日放送のゲンキの時間
今回はヘルペス・帯状疱疹についての特集
GWにこそ気をつけたい病気だそうです。

 

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ヘルペスって?

ヘルペスウイルスが原因ですが
皮膚に水膨れが出来ると
治療するのに2週間もかかるという。

 

 

 

ヘルペスウイルスには種類があり
・単純ヘルペスウイルス1型
・単純ヘルペスウイルス2型

多くの場合は1型で、顔に症状が現れ
再発を繰り返します。

 

 

 

目の横に出来る場合、角膜炎といい
視力が落ちる可能性があります。

 

 

 

本当に稀ですが脳炎といい
ヘルペスウイルスが脳に入ると
死亡する事もある。

 

 

 

 

 

 

そんなヘルペスに感染すら
したことがない人もいるかと
思いますが
実は油断が出来ない理由がある。

 

 

 

ゲンキチャレンジャー5名に
集まってもらい、血液検査を
してもらいました。

 

 

 

1人はヘルペスを患っているのですが
その他4名は患っていない。

 

 

 

検査の結果なんと全員陽性だったのです
一体どういう事なのか?

 

 

 

中野皮膚科クリニック院長の
松尾光馬先生の話では
決して珍しいことではないという。

 

 

 

実はヘルペスウイルスに感染している
という人は非常に多く30代で約半数
40代で7割以上、60代にいたっては
なんと9割近くは感染している
という。

 

 

 

その理由として、ヘルペスウイルスは
唾液などの接触でうつる

今ヘルペスの症状がない他の4名の
人たちはいつでてもおかしくはない
状況だといいます。

 

 

 

ヘルペスウイルスは神経細胞の中に
潜伏感染をする

 

 

 

顔には三叉神経というものがあり
神経節という部分に
単純ヘルペスウイルス1型は潜伏する。

 

 

 

普段はおとなしくしているが
きっかけがあると増殖をしてしまう。

 

 

 

神経をはって皮膚へと移動
そして水膨れを作る。

 

 

 

ヘルペスが再発するきっかけとは?

再発をしている人に話を聞くと
・仕事が立て込んでいる
・寝不足だった時
・胃腸の調子が悪くなる
・風邪っぽい時

つまり免疫力が低下した時
再発をしているのです。

 

 

 

ヘルペスを患っている人で
夏に出るという場合には
紫外線が関連してくるという。

 

 

 

免疫細胞の司令塔に
ランゲルハンス細胞というものがある

 

 

 

これは紫外線があたると
ダメージを受けてしまい
本来の働きが出来なくなってしまう

 

 

 

その結果皮膚表面で
ヘルペスウイルスが増殖する。

 

 

 

なので冒頭にGWに気をつけたいと
話した理由は、旅行疲れや
強い紫外線などの影響で
ヘルペスウイルスが活発に
動き出す可能性がある
ためだからです。

 

 

 

ちなみにヘルペスウイルスを完全に
無くすこととというのは不可能
です

 

 

 

神経節に潜伏しているウイルスを
殺そうとすると神経細胞を
壊さなくてはいけないためです。

 

 

 

なので何に重きを置けばいいか?
それは免疫力を高める事です。

 

 

 

発酵食品を摂取して腸内環境を
よくすると免疫細胞が活性化したり
41度のお湯での入浴
この温度での入浴をすると
副交感神経が優位になり免疫機能が高まる

 

 

 

50代から急増する帯状疱疹

ウイルスが原因で発症する
どんな病気なのか?
帯状疱疹を発症した57歳の男性に
話を聞くことに。

 

 

 

最初は左わき腹の痛みから始まった
ピリピリという痛みで
虫刺されか何かと思い放っておいたが
翌日以降には眠ることが
困難になる位の激痛に。

 

 

 

自分が経験した中で一番の
痛みだったそうです
そこで病院へ行くと帯状疱疹と
診断されました。

 

 

 

松生先生の話では
『成人の9割以上は帯状疱疹を
発症する可能性がある』

と言います。

 

 

 

帯状疱疹の原因となるウイルスは
子供の頃にかかった水ぼうそうの
ウイルスなんだそうです
水痘・帯状疱疹ウイルスと呼ばれる。

 

 

 

こちらもヘルペスウイルスと場所は
違えど体の神経節に潜伏をする

 

 

 

免疫力が低下する事によって
ウイルスが増殖し
神経に沿って帯状に発疹が出る。

 

 

 

年代別でみると50代で発症率が
急増する、加齢によって免疫力が
低下しているためです。

 

 

 

近年帯状疱疹の発症率が
高まっている原因というのは
『水ぼうそうのワクチンが普及した事で
水ぼうそうにかかる子供が
へっているから』

 

 

 

水ぼうそうの子供に接する事で
水痘・帯状疱疹ウイルスに
対する免疫が高まるのですが
現在では接する機会が少ないので
帯状疱疹を発症する人が
増えてしまったと考えられる

 

 

 

帯状疱疹を発症してしまったら
どうしたらよいのか?
それは一刻も早い治療が肝心。

 

 

 

治療が遅れる事で重篤化するし
痛みも残しやすいそうです。

 

 

 

治療が遅れる事によって
神経が損傷する可能性があり
長期にわたって痛みが残る
事もあるという。

 

 

 

帯状疱疹の見極め方

1 前駆痛
発疹が出る4~5日前に痛みが
出る事が多いという

 

2 発疹に痛み
虫刺されはかゆみを伴う事が多いが
帯状疱疹ではまれで痛みが主な症状

 

3 左右片側で帯状
片側に出るのがほとんど
そして帯状に出るのが特徴

 

 

 

症状がでたら少なくとも3日以内に
治療をする事が必要となります。

 

 

 

帯状疱疹ワクチンというのも
2016年から承認されている
50歳以上が対象となる予防接種で
発症率や後遺症のリスクを
大幅に抑えられる。

 

 

 

費用は約1万円で効果は
7~8年続くといいます。

 

 

 

 

 

 

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