2017年3月12日放送のゲンキの時間
今回は肺についての特集です
肺炎で年間12万人も亡くなられています
どうしてこんなにも多いのか?
肺炎には口内にいる微生物が関係している
これは誰もが持っていますが、外から
侵入する細菌でも肺に入ると肺炎を引き起こす。
肺炎を起こす細菌は1種類だけではない
30種類以上あります、中でも肺炎球菌が
特に恐ろしい細菌。
肺炎にならないためにはどうしたらいいのか?
ありふれていますが、お口の中をきれいにする事
歯磨きが重要ですね、磨く時にもポイントがあり
・寝る前は必ず歯磨きをする
寝る前に歯磨きをして寝るのと、寝ないのとでは
細菌の数が15倍も違うとのこと。
・舌圧を強化する
舌圧と肺炎の関係はというと、舌の筋肉も
身体の筋肉と同様に衰えていきます
そうなってしまうと、誤嚥性肺炎を招く恐れが。
誤嚥性肺炎というのは、食べ物や唾液が気管に
入ることで細菌が繁殖し肺炎を引き起こす病のこと。
早口言葉は舌を鍛えられるので活用しましょう
こんな早口言葉があります
『にゃんこ、ひにゃんこ、孫にゃんこ、ひ孫にゃんこ』
『詳細を調査中、注射を調査中』
『魔術師、派出所にて手術中』
食事の時の姿勢も意識しましょう、あごを引き
やや前かがみになる姿勢で食事をしましょう
あごを引くことで口の中と気管に角度が出来て
食べ物が気管に入りにくくなります。
次に肺炎球菌ワクチンの接種一度注射すると
5年間はもつとのこと。
肺炎以外の肺の恐ろしい病気
62歳男性、43歳の時に最初の異変が・・・
風邪をひいた時に、咳が出て長引くことが
あったそうです、症状も軽かったので深刻に
考えてなかったのですが・・・
ある時駅まで全力で走った時に、駅についたら
呼吸が思うようにできなくなった、そして2年後に
激しい咳が襲いました、その咳は呼吸が出来ない位。
さすがにまずいと思い病院へ行きました
そこで判明したのがCOPD、別名たばこ病ですね。
慢性気管支炎と肺気腫の総称をCOPDといいます
男性は当時1日30本もタバコを吸っていた
COPDを疑う基準ですが、男性のように走った時に
呼吸が整う時間というものが重要で
30秒程度で呼吸が整ってくると正常ですが
1分から2分という風になっても呼吸が整わないと
COPDを疑ってみましょう。
肺は一度壊れてしまうと再生は不可能です
COPDを放置してしまうと、ご飯も食べられない
息も思うように出来ない、そうなると
5年ほどで衰弱して亡くなる可能性もある。
COPD予防の肺活トレーニング
1 口すぼめ呼吸
軽く閉じた唇の間から息を吐く
鼻からゆっくり息を吸い、3秒数えて息を吐く
毎日2分から3分気が付いた時に行いましょう。
2 肩甲骨周りをストレッチ
肩甲骨周りを柔らかくすると、横隔膜周辺が
楽になり呼吸がしやすい
息を吸いながら両肩を上げる、吸い切れば
一気に両肩を下げ、同時に行きも吐き出す
3回を1セットとし1日3セット行いましょう。