2018年3月4日放送のゲンキの時間
今回は知らないと老化が
早いスピードで進行する恐れがある
糖化についての特集です。
糖化ってなんだ?詳しく教えてよ!
2人のゲンキチャレンジャーに
協力をしてもらい、同志社大学の
八木雅之教授に糖化について
教えてもらいます。
糖化というのはブドウ糖とタンパク質が
結合をするという事
するとAGEという糖化物質を発生させる
老化を促進させる元凶です。
ゲンキチャレンジャーのお2人の
糖化年齢を調べてみると
44歳女性 糖化年齢69歳
58歳女性 糖化年齢51歳
糖化が体に及ぼす影響とは?
豚の皮を使って、2種類の水に浸す
1つは水とブドウ糖を混ぜたもの
もう一つは水のみのもの
すると水+ブドウ糖のお水に浸した
豚の皮は茶色く変色したのです
触ると非常に硬い。
そしてこういう状態が全身で起こる
例えば骨にもコラーゲンがあるのは
知られていますが、これが硬くなり
本来ある骨のしなやかさが失われる
骨粗しょう症になるリスクが高まる。
血管が糖化すると血管のしなやかさが
なくなってしまい動脈硬化を進行させる。
更に認知症の人の脳の中には
糖化したタンパク質が溜まっている
という事がわかってきた。
糖化年齢が高い女性の生活とは?
ゲンキチャレンジャーで糖化年齢が
高かった女性の1日の生活を
見てみる事に、そこでいくつかの
糖化ポイントが見つかった。
1 朝食を抜いていた
実はこれが良くなくて、朝食なしで
昼食を食べると血糖値が上がりやすい
これが糖化の原因の一つでもある。
血糖値は血液内のブドウ糖の量
なので血液内に糖がいっぱいあると
糖化を進める要因にもなる
早食いや食べすぎの人も要注意です。
2 麺類やパンなどの糖質が多いものを食す
糖質が多い物というのは
どうしても余分な糖が体内に溜まりやすい
3 運動不足による糖化
糖を燃焼しきれずに糖化物質が
身体に蓄積されていく
糖化ストップ体操なるものを
番組で紹介されていた
やり方は
1 手をグーにして前にまっすぐ伸ばす
2 かかとを上げ屈伸する
大腿筋を鍛える事で糖の燃焼を促す
1セット5回、3セットやりましょう。
4 食事の順番で糖化が増す事も
よく言われていますが
野菜⇒肉や魚⇒ご飯
という順番で食べると良い
これで血糖値の上昇がゆるやかになる
野菜から食べる事を心がけ
よくかんで食べましょう。
5 徹夜
知らない間にストレスが溜まる
睡眠は代謝を上げ糖化物質を排出
してくれる、1日7時間は寝るように。
一方で糖化年齢が低かった女性は
どういう事をしていたのか?
茶道を楽しんでいました
カテキンが糖化で発生する
AGEの生成を阻害してくれる。
AGEは体内で作られる場合と
体外から摂取する、これは食事ですね
そのおよそ7%が体内に残り糖化を進める。
AGEの値というのは調理法でわかる
低い順番から
生もの⇒蒸す、茹でる⇒煮る
炒める⇒焼く⇒揚げる
進むほどにAGE値も上がるのです。
食事から糖化を防止しよう!
普段の食事にちょい足しをして
糖化を防止していく方法があります
例えばから揚げ、美味しいですよね~
でも糖化の値が最も高い
食べ方をどうすればいいのか?
から揚げにちょい足しする食材がレモン
レモンのクエン酸が糖の吸収を
緩やかにしてくれる。
更に八木先生がおススメするのは
レモン汁はあげる前に肉にかける事
レモンをより多く摂取出来
糖化防止に良い
AGEの生成率が半分に減るとのこと。
続いて焼肉
ちょい足しするのはヨーグルト
食後の血糖値の上昇を抑える
更に糖化を抑える作用もあるそうです
ホエーというヨーグルトの上に
浮いている水分に含まれている成分が
糖化を抑制する
という事がわかってきているようです。
そのまま食べるのではなく
お肉をヨーグルトに漬け揉みこむ
乳酸菌がたんぱく質を分解し
糖化を防ぐだけではなく
肉が柔らかくなるのです。