2016年2月28日放送のゲンキの時間、今回は
体の不思議な事について、生きていると
不思議な事ってありますよね。
体の謎を大解剖していきます。
爪の役割知っていますか?
ほとんど思いつかないですよね、かゆい所を
かいたりして気持ちがいいなど。
あるべき理由があるんですが、指の骨をみてみると
指の先まで到達していない、なので爪がないと
力が指先に伝わらない状態なんです。
爪の役割というのは、指先に力を入れる役割
物をつかむためにあるんです。
また爪は夏に伸びやすい、代謝や血流がよくなり
細胞が活発になるためです。
爪を見ると健康状態がわかるといいますよね
深沢さんが爪を先生に診られていましたが
縦線が入っていました、これは老化現象です。
爪の根本にある爪母が老化により、均一に
爪を作れなくなるために起こります。
気を付けたいのが横線です、ストレスや腎臓
肝臓などの病気が原因でなるそうです。
あと、爪半月が大きいと健康であると世間では
言われているようですが、調べてみたら
あんまり関係はなかったそうです。
しかし爪自体が変色している場合は要注意。
爪半分が変色しているハーフ&ハーフネイルは
血流の異常などが原因で腎不全などの症状が
かくれている場合が。
爪の先が褐色で爪半月がない場合は
肝疾患、心不全、糖尿病などの症状の可能性が。
盲腸は切っても大丈夫?
盲腸の位置は、小腸から大腸のつなぎ目の部分の
下にあります、盲腸があってその隣に
虫垂というのがある、その虫垂に炎症が
起こることで虫垂炎、昔の良い方で盲腸と
呼ばれていたものなんです。
では虫垂は切っても大丈夫なのか?
この虫垂という部分、IgAという抗体を
作っていて、腸内細菌叢というものを制御して
整える役割を担っています。
以前は虫垂炎=盲腸は切除が当たり前でしたが
現在は炎症が軽い場合、投薬治療の割合が増加
しているそうです。
走ると脇腹が痛くなるのはなぜ?
脾臓という臓器が関わっています、脾臓というのは
体の左わき腹、胃の裏にある臓器です。
血液を貯え、古い赤血球を壊す役割があります。
走ったりすると、血液を全身に送り出そうと脾臓の
収縮が激しくなるため、脇腹が痛むのです。
昔は必要のない臓器と思われていましたが、近年では
研究がされていて、リンパ球も多く蓄えている
臓器だという事がわかりました。
のどぼとけは女性にもあるのか?
実は女性にもあるんです、声帯を支えるために。
男性だけしかないってずっと思ってた。
どうして年を取るとむせるのか?
これは喉の筋肉の衰えが関係しているそうです。
食べたり飲んだりするときは、喉頭蓋というのが
気管へ食べ物や飲み物が入らないようにふたをします。
加齢で飲みこむ力が弱くなってしまうと
喉頭蓋の辺りに飲み物が溜まってしまう事もあり
それが気管に入ると誤嚥という事になる。
どうしてむせてしまうのか?
飲みこむ動作というのは、脳からの信号で反射的に
喉頭蓋が下がり食道へものを流すようになっている。
しかし、脳からの信号が遅れたり喉の筋肉が
衰える事で飲みこむ力が弱くなる
その結果として異物が気管を通り肺へ行くと
菌が増殖し、肺に炎症が起こる
これが最近よく聞く、誤嚥性肺炎。
誤嚥性肺炎の対策法はあるのか?
口の中をきれいにするという事を意識しましょう。
特に40歳以上の方は食後の歯磨きを徹底すること。
また唐辛子や黒コショウもいいんだとか。
この2つの香りは飲みこむときに重要な神経伝達物質を
促進すると言われているから。
自分で飲みこむ力をチェックする方法があります。
唾を三回飲みこむことです、これが30秒以上かかると
喉の筋肉の力が衰えているそうです。