2015年9月20日放送のゲンキの時間、今回は青魚!
美味しい季節到来ですね、サンマやイワシ、私は大好きです。
サンマなんて焼いて塩をちょっとかけて食べると最高ですね。
血液サラサラ、認知症予防、驚異の青魚パワー!
千葉県南房総の保田漁港へ。
宮城大学の西川先生とレッド吉田さん、2人で
青魚パワーについて調べることに。
焼きサンマが出てきましたが、まあ~おいしそう!
焼いたさんまの皮の下に脂がたっぷりあるそうです。
青魚の脂がどれだけ凄いのか実験。
麻布大学の守口先生がやってくれます。
どういう実験かというと、脂ののったサバと豚肉を用意。
それぞれ200gをフライパンで加熱。
そうしたら脂が出てきますよね?その脂を別の容器に
移して観察をします。
すると10分を過ぎたあたりから、豚肉の脂は白くなってきて
30分後には固まりました、だけどサバの脂は
固まっていません。
どうして固まっていなかったのかというと、これは不飽和脂肪酸が
多いからなんです、豚肉にはこれが少ない。
この不飽和脂肪酸に含まれているのが、よく耳にする
EPA・DHAというもの、これが魚の健康効果に繋がっています。
EPAは血液の血小板などの中に含まれている成分。
量が少ないと、必要以上に血小板が固まりやすく
血液も滞りがちになる。
たくさんEPAを摂取していると、血小板の中のEPAも増え
血液が固まるのを防ぐ効果があります。
DHAは、脳の神経伝達の効率を高め認知症を予防する。
計算力という事に関していえばこれだけの違いがあるそうです。
最近ではこの2つを摂取すると、骨を強くする効果もある
というのが最近分かってきました。
サンマの塩焼きの良い所、2つ目は内臓も食べられるところ。
苦味があって嫌だな~ってことで
腹を切って取りだしたりしていませんか?
私はよくやっています、食べられないわけではないですが・・・
サンマには胃がないので、食べたものを排泄するまでの時間が
短いために、ワタ、つまり内臓ですね、臭みがないんだとか。
この内臓部分も栄養がたっぷり含まれています。
ビタミンやアミノ酸が豊富に含まれているそうです。
サンマだけではなく、他の青魚料理も健康効果があります。
マグロは疲れがたまっている人におすすめ。
マグロに含まれるアンセリンという物資が、疲労回復効果が
あるそうです。
続いてサバ、貧血気味の人におすすめ。
サバにはビタミンB12が多く含まれているので
血液循環を改善してくれるとのこと。
アジ、これはお酒にも健康にも相性が抜群。
アジにはタウリンが豊富に含まれていて、タウリンは
肝機能を改善すると言われてます。
という事でお酒との相性は抜群と。
アジのなめろうには、ネギやミョウガも含まれているので
これは健康にもいいとされています。
いいさんまの見分け方がありまして
1 目が赤くない
2 口先が黄色
3 背中が盛り上がり太い
買うときには参考に!
1日の青魚摂取量というのがありまして、毎日これだけ
食べるのはしんどいですが、健康的に生活するには
これだけ必要だという事なんですね。
サバ缶を使ったダイエットレシピ
サバ缶を使って、ダイエットレシピ?
一体どういうものでしょうね、教えてくれるのは
東京医科大学の小田原先生。
缶詰で栄養って摂れるのかと思う事あるでしょうが
これはきちんと摂れるそうです。
ダイエット効果がどうしてあるのかというと、EPA・DHAに
含まれるGLP-1という食欲を抑えて体重を減らす
消化管ホルモンを分泌させる働きがある。
という事で体重を増やしにくくする。
EPA・DHAが小腸のGLP-1を出す細胞を刺激することで
GLP-1の分泌が増加するとのこと。
GLP-1自体は、食べ物を腸に送る速度を遅くして
急激な血糖値の上昇を防ぐ、脳の満腹中枢を
刺激して食べる量を減らす、という効果もあります。
更にGLP-1の効果を高める食材があります。
それは食物繊維!
GLP-1を作る細胞って、小腸下部から大腸に多いと言われてます。
消化されにくい食物繊維は大腸まで到達して
食物繊維が大腸の細胞を刺激し、GLP-1の分泌を促進。
食物繊維の食材と青魚を合わせて食べる事で
ダイエット効果がアップするとも言われてます。
食物繊維たっぷり!サバ缶ピリ辛豆乳汁
材料はこちら。
作り方
1 ごま油で長芋(角切り)しめじ、キムチを炒める
2 具材に火が通ったら、豆乳と水を加えて沸騰させる
3 サバ缶を汁ごと加えて更に沸騰させる
4 すりおろした長芋を加えて、とろみをつける
5 汁を器に盛り万能ねぎを散らせる、出来上がりです!
ん~おいしそうですね、作ってみよう!