2018年9月23日放送のゲンキの時間
今回は前立腺肥大の特集
サインはあるのか?
そして治療や肥大しないための
予防などはどうなっている?
前立腺の役割って?三宅裕司さんのケース
三井記念病院の榎本裕先生の話では
男性にしかない臓器で
膀胱の下にあり尿道を取り囲んでいる
前立腺の役割は精液の一部となる
前立腺液を分泌する
その一方で、前立腺を収縮して
排尿の調節にも関係している。
三宅裕司さんも前立腺肥大症を
患っていた、4年前から夜間頻尿に
悩まされていて、仕事にも支障が
出るようになっていった
そしてある日、夜間に目が覚めて
トイレへ行くのですが
尿意があっても尿が出ないという
尿閉になってしまった。
すぐさま病院へ駆け込み
前立腺肥大症がわかったのです
尿トラブルとの関係ですが
前立腺が肥大する事で尿道を
圧迫して尿が出にくくなる
進行する事で尿道が閉ざされて
尿が出なくなってしまう。
病院では手術を勧められたが
術後は尿漏れが起こるといわれました
なので4年前の診断では
投薬治療を行っていて、一時的に症状は
よくなったのですが、前立腺肥大の症状は
次第に悪化していきました。
そして2018年の6月
目に見える異変が・・・
下腹がぽっこりと出ていたのです
痛みはなかった。
仕事が落ちついて病院へ行くと
前立腺が非常に大きく肥大していた
普通の人の前立腺の重さは20g程
三宅さんはなんと100gにまで肥大
下腹部がポッコリ出てきたのは
前立腺が肥大してしまい
膀胱が押し上げられたためだった。
尿は腎臓にまで流れ込み
腎機能まで低下していて
放っておけば透析の可能性もあった
なので手術を行うことに。
しかし、腎機能が悪かったため
すぐに行うことができなかった
まずは腎機能を
正常に戻す事から始める事に。
そして正常になってから
レーザー蒸散術という手術法
レーザー光を前立腺組織に照射して
蒸発させる手術です
ですがこれだと前立腺をきれいに
取り切る事が出来ないので
次に行われたのが
経尿道的前立腺切除術
電気メスを使い前立腺組織を除去する手術
手術後は、トイレの回数は劇的に減り
ゆっくりと眠れるようになったそうです。
前立腺検査ってどんなことするの?
尿トラブルに悩んでいる
ゲンキチャレンジャー2名に
協力してもらう事に。
最初は質問票に症状を書いてもらう
自覚症状のチェックですね。
続いてはエコー検査
前立腺と膀胱を見ていく
尿が溜まった状態で行い膀胱が前立腺に
圧迫されていないかを見ます。
続いては排尿機能の検査
尿流量測定装置で測ります
さらに残尿測定
超音波で膀胱内に残った尿の量を計測
誰でも多少は残りますが
50ml以下だと問題がないとのこと
検査はこれで終わりになります。
改めて前立腺肥大症の主な症状です
・尿が出にくい
・頻尿
・夜間頻尿
・残尿感
・尿勢の低下