2017年8月13日放送のゲンキの時間、今回は
水中運動についての特集です
水中での運動というのは効果が高いと言われています。
水中での運動は侮れない!
水の中と陸上での運動、同じ速さで歩くと
最大で約28倍の抵抗を水の中では受ける
それによって筋力が効率よくアップすると言われている。
どれだけ体にいいのかはなかなかわからないもの
水中では浮力があるので、過重負荷が軽減されていく
水が体のおへそまでで約50%、胸まで30%
脇までだと10%にまで負荷が落ちる。
関節などへの負担がかかりにくく、継続的に
運動が取り組みやすいとのこと。
おまけに水の中に入るだけで血流はアップする
水圧があがるので、静脈の血流がよくなり
肩こりの改善にもつながる。
更に水中で軽く腕を振ったりするだけで
インナーマッスルを鍛えられる、これを陸に
上がってやると腕を体の前にまっすぐ上げて
真横に動かすという運動、この時に力が入るのは
三角筋ですが、水中だと肩のインナーマッスルが
鍛えられるという事になるのです。
陸でこの運動をするとインナーマッスルを鍛えるのは
かなり難しい、これをART(アクア・リセット・トレーニング)
といいます。
普段から肩こりや腰痛に悩まされている
ゲンキチャレンジャーに集まってもらい
ARTを実践してもらう事に。
3名に浮き具をつけてもらい、水中で浮くと
全員左回りに回転したのです
これは重心がずれている証拠。
更に3名を詳しく調べると
・女性は左に重心が傾いていて、右肩が凝る傾向に
・男性はかかとに重心が集まり反り腰になり腰痛に
・女性は左足に重心がかかり右ひざの痛みが出ている
このまま運動をしても重心は改善されないので
水中運動ARTを行う事に。
右肩のこりに悩む女性
まず水中に入ると、肩まで浸かるようにして
左手は腰に当て、右手はゆらゆらと左右にゆっくり動かす
力を抜き浮力を利用して動かしましょう。
腰痛に悩む男性は、水中に入り脚をぶらぶらと動かすだけ
次にひざをつかんで太ももを胸にあげていく
背中やお尻のアウターマッスルをリラックスさせる。
ひざ痛の女性は、足を蹴り揚げながら水中歩行をする
運動の時間は5分で良いとのこと。
その後、身体の変化はあったのでしょうか?
3名共にバランスが良くなったのです
たった5分ですごいです、週2回で3ヶ月ほど
継続すると筋肉の動きが向上し変化を
実感できるようになるそうです。
またプールに入ると尿意がある
これっていい反応だそうです
水圧によって血液が足の方から体幹にあがってくる
そうすると利尿ホルモンが分泌されて
尿意を感じる現象が起きる、つまり血流が
良くなっている証拠です。
プールに行く機会が無くても出来る!お風呂で出来るBRS
BRSとはバスリセットストレッチの略
・肩のBRS
お湯に肩までつかった状態で、手を肩につけたまま
大きく左右5回ずつ回していく
次に合唱のポーズから指先を前に伸ばし
息を吸いながら戻す
そして手のひらを上にして同じく前後に伸ばす
2回から3回繰り返す。
・腰のBRS
お湯につかり、脚を付け根から同じふり幅で
左右に振る、左右10回3セット行う
次に足を抱え込み息を吐きながら体を倒す
1回5秒程度、左右5回ずつ
・ひざのBRS
サッカーボールを蹴るように脚を伸ばす
ももの筋肉を鍛えひざの関節を安定させる
左右5回3セット